Scientific Linuxにおけるbonding設定(network = not NetworkManagerの場合)
と、いうわけでNIC2つを1つにまとめるbondingをやってみる。
- まずはbondingに必要なモジュールが読み込まれていることを確認する
# lsmod |grep bond #
……。読み込まれて、いない。と。
# modprobe --first-time bonding # lsmod |grep bond bonding 136630 0
これで読み込まれた。と。
旧来のRHEL系OSでは、networkというサービスがネットワーク機能を管理していたのだが、RHEL6(だったと思う)から、NetworkManagerというサービスに置き換えられるようになった。個人的にはNetworkManagerは嫌いで(個人の見解です)、RHEL6まではNetworkManagerを止めて、networkを使うようにしていたのだが、RHEL7以降はNetworkManagerが推奨とかいう噂もちらほら聞こえたり。とりあえず両方のやり方をおさらい。
- networkを使用している場合
# systemctl stop NetworkManager.service && systemctl start network
まぁ1回こっきりなので、systemctl enableはしない。続いて設定ファイルを
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0
内容は
DEVICE=bond0 NAME=bond0 TYPE=Bond BONDING_MASTER=yes BOOTPROTO="none" IPADDR=192.168.0.50 PREFIX=24 GATEWAY=192.168.0.1 DNS1=192.168.0.1 ONBOOT=yes BONDING_OPTS="mode=1 miimon=100" NM_CONTROLLED=no
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX
まぁファイル名は違うけどご愛嬌。コッチの内容は
TYPE="Ethernet" BOOTPROTO="none" NAME="ethX" DEVICE="ethX" ONBOOT="yes" MASTER=bond0 SLAVE=yes
2枚目のNICの設定ファイルも同内容。
これでサービス再起動すればbondingが有効になる。はず……(ごめんなさい今回作業ログをもとに書いているので間違いがあるかも……)。
NetworkManagerの場合はまた次回。