名古屋Ruby会議03で太鼓を叩いてきた

 昨日、大須演芸場で開催された名古屋Ruby会議03にスタッフとして参加し、舞台上手で大太鼓、小太鼓、鐘、拍子木、銅鑼を担当しました。


 ※ 技術の話は一切出てきませんのでご容赦下さいませ。


 きっかけ
 毎週月曜日、新栄では「名古屋ギークバー」というイベントが開催されているのですが、2/5 の開催(テーマなし会)時、主宰のどみにをん525( @Dominion525 )さん(名古屋Ruby会議03の首魁でもある、多分……)に、「手伝いましょか?」と話を振ったところ「太鼓叩ける人が欲しいんだよねぇ。出囃子はCD使うけど、鳴り物はあるから使いたいんだよねぇ。kwy さん三味線経験者だし、叩けない?」という無茶振りで返されるというね。


 準備
 まぁ「あの」大須演芸場にスタッフとして入り、裏側を見れると言うのは貴重な経験。ということで、前向きに対処いたしたく候、ってなわけで、愛知県立図書館で出囃子のCDを借りたり、youtubeやニコ動で動画を見たりしました。談志家元…( https://www.youtube.com/watch?v=Jhr19PLHgng )。まぁ、このあたり(https://www.youtube.com/watch?v=Hg4Mvam7icw)が非常に参考になりました。
 出囃子はアドリブでやるとして、とりあえず、一番太鼓、二番太鼓、中入り、追い出しを覚えねばということで、持ち運び用PC(最近大須イオシスで32bit Win7マシンを手に入れた)と、スマフォに入れて常時聴いていました。脊椎反射で叩ける用にしておかないとイカン。詰め込みすぎていっぱいいっぱいになった時は、息抜きに落語を聞いたりしました。ゆかおさん( @yucao24hours )にも伝えましたが、「鮫講釈」、オヌヌメです。僕は談志家元がひとり会で「二人旅〜桑名舟」と題して行った作品が好きです。もちろんCDも持ってます。藤沢に住んでいた頃、長後街道沿いにあったBOOK OFFで買った記憶ががががが。
 結果として頭の中では常に太鼓がなってましたね。「ドン、ドン、ドン」、「スッチャラスタスタスットントン」、「ドロドロドロドロ〜。ドン、ドン、ドン、ドドドン」みたいに。これが良かったのか悪かったのかはご来場いただいた皆様のご判断におまかせいたします。


 前日
 どみにをん氏から「朝8:30集合ね」と言われていたので、開場最寄りの「大須観音」駅から一駅隣りの、「上前津」駅からほど近い、「名龍」さんを予約。素泊まり5500円は、東京のビジネスホテルに慣れた身としてはお手頃価格、いや、激安案件でした。風呂トイレ共用とは言え、風呂24h 利用可、wifi完備は、個人的に評価高いです。あと、お時間ある時はご主人とお話ししたり、お子様と戯れたりすると楽しいですね。
 PCで「一番太鼓」「二番太鼓」「中入り」「追い出し」をループ再生させて、それをイヤホンで聴きながら就寝。


 当日
 安定の遅刻魔は8:45に会場入り。実物使っての練習は9:30の開場までしかないので、鳴り物は何があるかを確認した後、長バチ(祭り囃子に使うぶっといやつではなく、ほっそ長いバチ。ドラムスティックに近い)を二、三振り。あっという間に開場時間。気合いを入れて一番太鼓を叩きます。「からからからから」からの「どーんどーんどーんと来い」、千客万来を祈念して、心を込めて叩きました。以降は完全アドリブ。昼休み中のスクリーンチェック中におおど(江戸落語では大太鼓をこう呼びます)を叩いたり、二番太鼓の出番が無くなったので、中入り後に使ったり、演者様、お客様の反応に合わせて茶々を入れたり、まぁ素人としては頑張ったほうだと思います。とは言え評価はやっぱりご来場いただいた皆さまにおまかせいたします。


 終演後
 やっぱり「アドリブで演者に併せて鳴り物を」となると、話をゆっくり聴いている余裕なんざぁないわけで、今週末辺りにでもゆっくりと発表資料を眺めようと思います。あとはコレ( https://twitter.com/kwy8791/status/831515090738364416 )に尽きる。ありがたやありがたや…。
 また、今回は私の経験も踏まえて、江戸落語風の鳴り物になりましたが、機会があれば上方風の鳴り物にも挑戦してみたいです。ちょっとエンジニアとしての自覚に欠けてますね。


 寄席太鼓について
 このサイト( http://www.rakugo.or.jp/yosetaiko.html )が詳しいです。


 パブ
 東海地方で「素人でいいから鳴り物欲しい」と言われたらご相談下さいませ。太鼓、鐘、銅鑼、拍子木までなら伴奏があればアドリブでなんとかします。三味線は一ヶ月ほど時間を頂きたい次第です。




※ とりあえず脱稿。巧緻より拙速で。