JP1Baseその三(イベントサービスとはなんぞ?)

 引用のしかたを覚えた。昔は知っていたのかもしれないので、思い出したなのかもしれないが、まぁ知っていた頃を覚えていないのできっと覚えたに違いない。

システム内の各ホスト上では,「ディスク容量が不足しています」「通信エラーが発生し
ました」など,さまざまな事象が発生します。JP1/Base では,このような事象のうち,
JP1/Base に通知される事象をJP1 イベントとして管理できます。

 と、言うわけでやっぱり障害監視みたいなもんなのね。

 もう少し細かく書くと、
 JP1/BaseはサーバーごとにJP1イベントを蓄積する「イベントDB」を持っている。
 条件(イベントのIDとか、シビリティとかだろうか?)を元に、JP1/IMなどの入っている上位のサーバーにイベントを転送できる。

これらの機能を,イベントサーバというプログラムが管理しています。イベントサーバ
を起動すると,JP1 イベントを送受信できる状態になります。

 こりゃつまり、「デフォルトでは動いてませんよ」宣言しているんだろうか。設定パートを読むときに備えてメモですわね奥さん。

 続いてJP1が取得できるイベントの種類について
・JP1 の各プログラムが発行するJP1イベント
  -> そりゃそーだわな。折角の製品ファミリなんだし
・jevsendコマンドおよびjevsenddコマンドでユーザーがイベントサーバに登録したJP1イベント
  -> これはユーザアプリを意識してるのかな。コマンドでイベントを発行するってことだろうな。
・アプリケーションプログラムのログファイル
  -> ログ監視ってことね
Windowsのイベントログ
  -> あー、はいはい
・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMが管理するSNMPトラップ
  -> ネットワーク監視機能ってことね。はいはい。ん? あれ? SNMPトラップの変換機能って一部のOS版JP1/Baseでしか対応していないのでは?
   -> マニュアル該当個所読んだら、HP-UX(IPF)とSolarisSPARC)、Windows XP Professional,Windows Server 2003 およびWindows Server 2003(x64)だけだった。微妙……。

 ま、なんにせよ一般的な障害監視ソフトのエージェントなら持ってそうな物ばかりですな。
 お次はイベントDBについて。まぁここはすっとばしますか。

 最後に転送について。これもすっとばしたい所ですがまぁざっくりと。
・各サーバーで所持する転送設定ファイルの内容にしたがって、上位のサーバにイベントを転送する。
・ネットワーク障害なんぞに備えて転送リトライも設定可能。
・JP1/IM - Managerが入っているサーバーにJP1/IM - viewで接続すると、Manager上のイベントを見ることができる。Managerサーバーに転送されてきたイベントがあればそれも。

 今回はここまで