『初めてのRuby』読みました

 先日読んだ『初めてのプログラミング』の余波に任せてこれまた積ん読されていた『初めてのRuby』に突っ込んでいきました。いや、厳密には二冊とも以前斜めには読んでるんですけどね。今回は二冊とも、メモとりながら、サンプル動かしながら読みました。やっぱりこういう本はそうやって読まないと身に付きませんね。

 この本については知人から「毎年1つずつ言語を覚えていくような人向けの本」という前情報をもらっていたのですが、なるほどなるほど、確かに随所に「他の言語で言う○○」みたいな表現が出てきます。個人的には「Rubyと言うのはシェルスクリプトに似てるんだなぁ」と、既知の技術との親近感からRubyへの愛が育まれつつあったところに、<for式は結局内部でeachイテレータを呼んでいるので、だったらeachで良いだろうと筆者は思っています>、さらにそこへの脚注で<本書のコード例のために、3年ぶりにRubyのfor式を書きました>と怒涛のコンボ。ぼ、僕がシェルスクリプトでもっとも愛しているforがーっ! いや、まぁこのforはRubyのforだし、Cシェルだと同じ機能がforeachなんて名前だったりするんですが。
 いやでもシェルスクリプトと近いですよ、いろんな機能。シェルスクリプトのヒアドキュメントでも"-"が使えるなんて僕この本で始めて気づきましたし(まさかと思って職場のHP-UXで試したら区切り語インデントが効きました。これを4年前に知っていたらあんなインデント無茶苦茶な可読性の低いシェルスクリプト書かずに済んだのにと思うと胸が痛みます)。
 今の僕のレベルだと、少なくともあと2、3回は読めば読むほど味の出る良著です。近いうちに再読しなきゃ。

 間違い? かも知れないものを見つけたので、サポートページ(http://yugui.jp/wiki/hiki.cgi/tb/LearningRuby)にコメントを残してみました。こんなことしたの初めてでちょっとドキドキ。